レンズのファームウェアを更新したらZシリーズでも利用できるようになりました

NikonのD780時代に使っていたTamronのレンズ。
Z6Ⅲにカメラを変えてからは、そのままでは使えないので”FTZⅡ”というアダプターを付けて利用しています。ところが、一部のレンズがFTZⅡを使っても、カメラ側でエラー表示が出て使えないことが判明しました。
ネットを調べても「利用できないケースがあるから諦めろ」と言うようなものもあったりしたのですが、私の場合には無事、使えるようになりました。



■使えない原因は?

使えなかった原因は「ファームウェア」のVer.アップをしていなかったこと
TamronのWEBサイトを見ていて気づいたのが、「ひょっとしてファームウェア」の問題では?。Ver.アップの内容をみているとZシリーズに対応させるためと書いているんです。
そこで、ファームウェアのVer.アップをしたら無事使えるようになりました。

■ファームウェアのVer.アップの方法

(1)TAP-in Consoleを利用
カメラのレンズにはUSB端子が付いているわけでもないし、レンズのファームアップのVer.アップってどうするの?
まず、最初に使えないと気づいたレンズは「TAP-in Console」という機械を使えばファームアップであったり、レンズの設定変更ができるらしいです。
TAP-in Consoleは約4,000円。Dシリーズのレンズの一部のレンズにだけ対応しているので、わざわざ購入してというのは勿体ないですね。
とはいえ、実際に買って試してみるとPCにソフトをインストールして、レンズにTAP-in Consoleを接続するとファームウェアのインストールをしてくれました。
これは簡単です。

(2)メーカーに依頼
ただ、私が持っている別のレンズはTAP-in Consoleに対応していない。
どうすればいいの?と思っていたら、メーカーに送付すれば無料でやってくれることが判明。
メーカーに頼んだら、お金がかかるのでは?と思っていたのでTAP-in Consoleを購入したこともあるんですが、無料でやってくれるんですね。
厳密にいえばメーカーに送る費用は、こちら負担。(1,000円~2,000円)
レンズのような精密機器を送付するのは心配ですが、使えない状態のままでは宝の持ち腐れ。ということで、こちらのレンズはメーカーに依頼することに。

メーカーに依頼した場合ですが、月曜日の朝にヤマト運輸に持ち込んで、金曜日に戻ってきました。

特段、修理が発生するわけでないのでメーカー到着後、すぐに対応が終わったようです。

■結論は

結論からいうと、わざわざZシリーズに合わせてファームアップをVer.アップをしていたTamronさんって凄い!ですね。
正直、Zシリーズでは使えません!でも済ませることもできただろうに・・・。

そういうこともあって、ファームウェアの可能性を考えずに「Zシリーズでは利用できません」と書いている人もいるんだろうな~と思いました。

とにかく、Z6シリーズで使えるレンズが増えたので、撮影の幅が広がりそうです。

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